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【相続情報】①相続すれば相続税は必ずかかる?

2026.02.02

相続について考える際、「どれくらい税金がかかるのか分からない」という不安を感じる方は少なくありません。
特に、預貯金の額や不動産の有無によって負担が大きく変わるのではないか、と気になる方も多いでしょう。

しかし実際には、遺産があるからといって、必ずしも相続税が発生するわけではありません。
まず押さえておきたいのが、「基礎控除」という非課税の枠です。
この制度により、一定額までは相続税が課されない仕組みになっています。

■基礎控除の計算方法
基礎控除額は、法定相続人の人数によって次のように計算されます。
【基礎控除額=3,000万円+600万円×法定相続人の人数】

たとえば、相続人が子ども1人のみの場合は、
3,000万円+600万円×1人=3,600万円となり、
遺産総額が3,600万円以内であれば、相続税はかからず申告も不要です。

■基礎控除内なら相続税は不要
このように、たとえ数千万円規模の遺産があったとしても、基礎控除の範囲内であれば税負担は発生しません。
そのため、「預金がそれなりにあるから課税されるのでは」と心配されている方でも、実際には対象外となるケースは珍しくありません。

■相続税を軽減できる制度
仮に遺産総額が基礎控除を上回った場合でも、税負担を軽減できる制度がいくつも用意されています。
たとえば、配偶者が財産を相続する場合には大きな非課税枠が設けられており、一定の条件を満たせば相続税がかからないこともあります。

また、居住用の土地に関する特例や、未成年の相続人に対する控除、短期間で続けて相続が発生した場合の調整措置など、状況に応じた優遇制度も存在します。
これらを適切に活用することで、納税額を大きく抑えられる可能性があります。

■まずは現状を把握することが大切
「実家しかないけれど対象になるのか」「預金が多いと課税されるのか」といった疑問は、人それぞれの事情によって答えが変わります。
相続は一度きりの大切な手続きだからこそ、正しい知識をもとに判断することが重要です。

相続のことならENGAGEMENT株式会社までぜひご相談ください。

※この記事は、公開時点の法令・制度に基づいて作成しています。